ホルヘ・ミム〜ラの「ラテンの魂」

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zoom RSS 第36回 日本サッカー協会のコーチング用語にモノ申す!

<<   作成日時 : 2010/04/21 14:22   >>

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ワールドカップイヤーが終わり、日本サッカーの新たなスタートとなる2003年の初頭に際し、ちょっとと真面目なお言舌をひとつ……。

「マノン」という言葉をご存知だろうか?
サッカーにおけるコーチングの声のひとつである。 ボールを持っている、あるいは受けようとしている味方選手の背後に相手が近ついた時、それを知らせるために「マノン」と叫ぶ。

日本では「背負っている」とか「来た」というのが一般的だが、日本協会は「マノン」で統一したいらしい。

3〜4年前、日本で指導者研修会に出た。元ジェフ市原GKの加藤好男氏も参加していて、一緒に実技研修を行うことになった。
ホルヘがパスを受ける瞬間、加藤氏か「マノン」と叫ぶ。しかし何のことか分からず、パスを受けながらターンして、背後にいた相手にあっさり奪われた。

的確な指示を受けても、意味が分からなければ役に立たないという典型的な見本を披露して、恥をかいてしまった。

偉秀な中学生や高校生をトレセンや選抜チームに集めても、コーチングの言葉か違うと意思が通じない。だからすべてのチームで言葉を統一しようというのだ。
それは、分かる。しかしなぜ、英語のマノンなのか?

確かに英語は国際語だ。しかし、英語圏以外の国では、英語を少し混ぜながらも、ほとんど母国語でサッカーをしている。
マノンという言葉を身につけて国際人になった選手が将来海外でプレーすることになっても、現地でそれは役に立たない。

南米では「後ろを見ろ」という意味の「ヴェ・アトラス」や、泥棒やスリを意味する「ラドロン」や「チョロ」がよく使われている。
「マノン」と叫んでも理解してくれない。

それどころか、共にハンドを意味するブラジルの「マオン」やスペイン語の「マノ」と間違われてしまう。
味方が脇でトラップした際に「マノン」と叫べば、味方選手のハンドを主審にアピールしたと思われ、チームメイトから白い眼で見られかねない。

さらに気になるのは、マノンとは「MAN ON」であることだ。MANとは男である。女子サッカーの選手は「ウマノン=WOMAN ON」と言わねばならなくなる。
「非紳士的行為」が「反スポーツ的行為」に替わったのは、「紳士」という男性を限定する言葉があったため。「ラインズマン」が「アシスタントレフェリー」になったのも、「マン」という言葉を外すためだ。

女子選手や女性審判員が躍進している今、言葉においても男女区別をなくそうというのがサッカーの国際的な流れ。
しかし、「マノン」はそれに逆行している。言葉を統一するのは結構だが、日本語でいいではないか。

「背負っている」でもいいし、新しい言葉でもいい。長いと叫びにくいので、泥棒の「ドロ」とか、ねずみ小僧の「ネズ」なんてどうだろう。
ねずみ小僧は男だって?
昔、「女ねずみ小僧」っていうドラマがあったからいいんじゃない。


(2003年5月)

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