ホルヘ・ミム〜ラの「ラテンの魂」

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zoom RSS 第45回 まさかの発砲!? ゴルフ場のオーナーの行動にホルヘ驚愕!

<<   作成日時 : 2011/03/09 18:44   >>

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アルゼンチンはゴルフ天国。高速に乗れば、ブエノス市内から30〜40分の所にいくつもゴルフ場がある。

ビジターのプレーフィーは約1000円。
キャディーは地元の少年達が多く、マンツーマンでハックを担いで歩く本格派。彼らを雇えばやはり約1000円。
自分で担いでプレーすればタダだし、手引きのカートを安く借りることもできる。

ホルへの理想は運動のために自分でバックを担いで回ることだが、まだその道は遠い。
かなりのラウンドをこなしているのだが、信じられないほとのヘタクソ。
したがって、自分のボールがどこへ飛んだか分からなくなることがしばしばあり、キャディーなしでは不可能なのだ。

しかしゴルフというのは、 「アー、池に入っちゃった。ワッハハ」と楽しんでやるべきもので、上手くなる必要はない。

シングルの人と回ることもあるが、彼らはOBや池ポチャでもしようものならカリカリと熱くなる。
ハンデが少なくなればなるほど、一打のミスがスコアに大きく影響するからだ。

こういうのを見ると、シングルにはなりたくないものだと思う。
それに、同じプレーフィーを払ったのなら、80打で上がるより100打叩いた方が得てはないか。
20回余計にスイングできるということは、それだけ楽しめるということだ。

しかしアルゼンチンのゴルフ場でのお楽しみはプレーだけではない。
といっても、こんなことは滅多になく、たまたまホルヘが遭遇しただけなのだが……。

先日のこと。プレーを終えると、知り合いになったゴルフ場のオーナーが、「ピストルを撃ってみないか」と誘ってくれた。
すでに夕刻となり誰もプレーしていないので、コース内で射撃をしようというのだ。

彼の自動車で適当な場所へ向かっていると、「その前にあいつらを脅かしてやる」といって、急にスピードを上げた。
前方を見ると15〜18歳くらいの少年数名がこちらに気付き逃げ始めた。

彼らは隣接するスラムに住んでいて、壁を越えて侵入しては、売れそうな物を盗んでいくのだ。

クズ鉄屋に持ち込める物なら手当たり次第で、これまで相当な被害に遭っている。鉄条網を張り巡らしてもすぐに切断され、おまけにその鉄条網さえクズ鉄屋に売られる。
盗人に追い銭とはこのことだ。

怒り心頭のオーナーは、散り散りに逃げる彼らを追い回しながらピストルを掴んだ。
そして、運転しながら窓からピストルを突き出し、罵声を浴びせながらパン、パンと発砲。
狙っているわけではなく威嚇射撃なのだが、それにしても驚かされた。

メチャクチャな話である。
「助手席にいたホルへは、「オイオイ、こんなことしていいのかよ」と思いながら、ただ固まっているだけ。
いくら泥棒とはいえ、丸腰の少年達を追い回して威嚇射撃をするなど、人権擁護委員会の人が聞いたら激怒するだろう。

しかしオーナーにすれば死活問題。
壁に電流を流したり警備員を張り付ければ侵入は防げるが、そんな経済的余裕はない。自衛策としてやるしかないのだ。

そして正直にいうと、一瞬の驚愕が去ったあと、ホルへはこのアクション映画のような状況を楽しんでしまった。
本当に罪深いことだと反省している……。


(2004年12月)

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