ホルヘ・ミム〜ラの「ラテンの魂」

アクセスカウンタ

zoom RSS 第48回 ワールドカップ期間中に、まさかのリストラ!?

<<   作成日時 : 2012/07/09 16:41  

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 0

「ワールドカップで忙しいでしょう?」。

この1カ月というもの、人と会うたびにこう訊かれた。
そりゃあ、サッカージャーナリストと自称しているからには、そう思われるのは当然のことだ。

しかし、ところがどっこい、W杯期間中はド暇だった。
取材パスが手に入らなかったからだ。

これは日本協会に申請し、許可された者が交付されるのだが、アッサリ却下されてしまった。
なにしろ申請書に、過去2年間で日本代表の試合を何回取材したかという記入欄があり、そこに“0回”と書いたのだからしょうがない。

南米予選は全18節+プレーオフを取材したが、FIFAの国際試合のカレンダーは決まっており、南米予選と日本代表試合の日程は重なる。
あちらを立てたらこちらが立たなくなった。
日本協会としては、代表の試合を袖にした奴にパスを出さないのも無理はない。

それならばと、エクアドルルートで頼んだら、先方が締め切りを忘れてこれもダメ。
慌ててウルグァィ、アルゼンチンルートに頼ったが、時すでに遅し。

こうして正攻法の取材は不可能になったが、「働かぬ者、食うべからず」の精神に則り、アルゼンチンのテレビ局の仕事を見つけてきた。
“アメリカ”という放送局で、アルゼンチン代表の全試合の放映権を持ち、ビラルド元監督も連れて来ている。

スタッフ維勢20名。これに日本在住の日系人らが加わり、ホルへは一番下っ端の雑用、下働き係。
仕事始めは6月1日。開会式から戻った一行を成田に迎え、代表が前泊する水戸のホテルまで送る。

成田で「この車で送るように」と指示されてキーをもらうが、考えてみると、日本代表の取材同様、過去2年間運転の実績がない。
見事なゴールド免許のペーパードライバーなのであった。

水戸までの道中を詳しくは書くまい。
しかし翌日から運転業務はなくなり、そのままテレビ局とはお別れ。
これって、リストラじゃん。

この不景気な世の中にあって、W杯関連のサッカービジネスだけは不況知らずといわれていた。
しかしその真っ只中でリストラの憂き目に遭おうとは……。
かくして、W杯期間は無職同様となり、「働かざる者も呑んでよし」と宗旨変えし、連日、居酒屋で酒を呑みながらのテレビ観戦となったのだった。

不遇が身の上にのしかかってくると、世間の不況がより一層身近になる。そして日本を活性化するにはどうすればよいのか、と考える。
はたして、5代目の水戸黄門は里見浩太朗でいいのか。元“格さん”の昇格だが、彼はすでに大スター。
世のサラリーマンに力を与えるには、“八兵衛”か“弥七”を昇格させるべきではなかったか。

八兵衛が昇格したら、その後任は“粗忽の九兵衛”、弥七なら“デンデン太鼓の弥八”が後任となり、6、7代目の黄門を狙う。
これぞ“水戸ドリーム”。

もっとも、ホルへは水戸でしくじってリストラされたんだけどね。


(2002年8月)


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
第48回 ワールドカップ期間中に、まさかのリストラ!? ホルヘ・ミム〜ラの「ラテンの魂」/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる